2008年12月18日木曜日

屋形夕方留まり船

駒方橋の沿に屋形船が陽に当たりながらプカプカと浮かんでいる。中ではそろそろ天ぷらの仕込が始る頃、うららかな隅田川の波が船を揺さぶる。中で昼寝をしていた主人が顔を出す、するとそこからは弟子が一斉に仕度に入るという日々のシステム。



年の瀬の宴時頃は忙しく右に左に声が飛ぶ。ここにそのお品書きがある、江戸前という味を支えるには毎日同じ事、同じ技を続けなくてはいけない。

隅田川は常に宴会場なのだ。