2009年1月10日土曜日

鍵盤弾きの内輪話し

アナログ・シンセのスイッチやツマミは多い、この機械っぽいところがかつては憧れのモノとなり大ブームの土台になったのだと思う。いつしかシンセはまるで鍵盤弾きの担当の様になりキーボードだけがこの音を担当するようになった、キーボード≒シンセサイザーという図式が出来てしまった。




だからバンドのメンバーなどは私がシンセを全部理解していると思い込んでいるのだ。しかし実はそれは実態とは違う、上の様なアナログシンセを見たときにハッキリいってパッと見は何が何んだか解らないのである。いざ触って操作する時になって

さて、波形の決定はどこだ・・・
えーと「VCOと・・・あった」
次にモジュレーターは・・・っと

などと探してゆくのである、つまり基本だけは知っていても全く知らないに近いのだ。ギタリストなどに「シンセのプログラムをいじって新しい音作ってきたよ」などと言うと、やや機械音痴のギター君は「凄くこだわって苦労して製作したんだろな」と勝手に思っているのだ。

だからそういう事にしておくんです